Q 部分矯正ってなんですか?
A 部分矯正とは全部の歯に装置をつけるのではなく、治したい部分の数本だけに装置をつける矯正法です。全顎を治療するよりも料金が抑えられるほか、短期間で矯正できるというメリットがあります。ただし、適応症例が限られているので、十分なカウンセリング、検査が必要です。
Q 舌側矯正だと表側矯正より長い期間がかかりますか?
A 舌側矯正の技術をきちんと身に付けている先生であれば、舌側でも表側でも治療期間に変わりはありません。前歯をキレイに並べるのに半年、奥歯の噛み合わせの調整に1年、トータルで1年半ほど装置を付けているのが一般的です。
Q 差し歯などがたくさんあるのですが、矯正は可能ですか?
A 神経を取ってある歯でも動かすことは可能です。また、セラミックや銀歯が被せてある歯でも、特殊な接着剤で装置をつけますので問題ありません。さらに、歯が抜けてブリッジが入っているケースでは、真中のダミーを切断して矯正力でスペースを閉じてしまうこともできますので、矯正のメリットが一つ増えます。
Q 矯正中に虫歯の治療はできますか?
A 当院では矯正治療と並行して、保険を使用した虫歯治療を行うことができます。
Q 30歳を過ぎても矯正はできますか?
A 何歳であろうと矯正は可能です。中高生くらいの頃がもっとも歯を動かしやすいのですが、20歳を超えると歯の動かしやすさに大差はなくなります。
Q 舌側矯正を表側矯正と比較した場合のメリット、デメリットは?
A 舌側矯正の最大のメリットは、やはり目立たないことでしょう。デメリットはコスト的に割高になることや、装置を付けた当初にサ行やタ行が発音しづらくなることです。発音に関しては、音読の練習によって改善することができます。特に接客業の方が舌側矯正を希望されるため、最初は多少発音しづらくてもすぐに慣れる方がほとんどです。
Q 小学3年の女の子なのですが、歯並びが悪くなりそうです。矯正を始めるべきでしょうか?
A 永久歯が生え揃わないうちから矯正をスタートすると、治療期間には4~5年かかってしまいます。また、思春期には下顎が成長することも念頭に置かなければなりません。あまり急ぎ過ぎず、小学校高学年くらいから始めれば良いと思います。例外もありますので、まずはご相談ください。
Q 前歯にスペースがあるのですが、部分矯正で治りますか?
A 部分矯正で治せるかどうかは、患者様が希望する仕上がりや、噛み合わせに支障をきたさないかどうか、といった判断が必要です。まずはご相談していただくことをおすすめします。
Q 抜歯をしなくても矯正はできると聞きましたが、本当ですか?
A もちろん抜歯をしなくても矯正をすることは可能です。抜歯をした場合としない場合とでは、明らかに口元の状態が異なります。当院では、コンピュータでシミュレーションをご覧いただき、患者様ご本人に決めていただくようにしております。
Q 歯槽膿漏なのですが、矯正できますか?
A 歯槽膿漏の歯でも矯正は可能です。むしろ動かしやすいのですが、後戻りしやすいので保定を十分に行うことが大切です。
Q 矯正は痛いですか?
A 矯正は、最初の2~3ヶ月間は固い物が痛くて噛めなかったり口内炎ができやすかったりといった 悩みが起きやすいものです。ただし、痛みで眠れないというようなことはありませんし、必ず慣れますので、最初の2~3ヶ月を何とか乗り切ってください。
Q 矯正歯科の治療費用は医療費控除を受けることできますか?
A できます。一年間に原則で10万円を超える医療費を支払った場合、確定申告をすれば税金が戻ってきます。医療費控除額の上限は200万円までとなっております。ただし控除を受けるには矯正の治療目的が審美面だけではなく、機能面の改善も含むということを証明する書面が必要となりますので当院で発行する証明書(¥3,300(税込))をご利用ください。